ニオイコラム

ニオイがわかるのは、なぜ? 今さら聞けない『嗅覚』の秘密にせまります。

ニオイを使ったことわざや慣用句

2020年2月28日

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私たちはニオイに関する言葉を使って様々な表現をしています。
例えば、感性の鋭い人を「鼻の利く人」と言ったり、「嗅覚が鋭い」などと表現します。このようにニオイを使った表現やことわざ、慣用句はたくさんございます。いくつか例を挙げてご紹介いたしましょう。

■いたちの最後っ屁
切羽詰まった時などに非常手段に訴える事。また、最後に醜態を演じる事。

■臭い物にふたをする
悪事やみっともないことが外部にもれないように、一時しのぎの安易な手段をとることのたとえ。

■沈香も焚かず屁もひらず
沈香は良い香り、屁は嫌な臭い。良い香りも嫌な臭いもしない、役にも立たないが害にもならないもののたとえ。可もなく不可もなく、平凡である事。

■せんだんは双葉よりかんばし
「せんだん」とは白檀のことで、発芽の時から芳香を放っています。英雄や世に秀でた人は、小さな時から優れたところがあることをいうたとえ。

■たきものは香をもってみずから焼く
「薫物(たきもの)」とは平安時代に主流だった様々な香を合わせて作った煉香のこと。かぐわしいその香りのために焼かれてしまうことから、秀でた魅力や才能のある者がその長所のためにかえってその身を損なってしまうこと。

■蘭麝の窓にいるが如し(蘭麝の室に入る者は自ら香し)
蘭や麝香の良い香りの部屋にいると、その香りを特に感じなくなるように、善人と交わっていると自然に感化されていくことのたとえ。

いかがでしたでしょうか。皆さんも良くご存知の表現もあったのではないでしょうか。

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