ニオイコラム

ニオイがわかるのは、なぜ? 今さら聞けない『嗅覚』の秘密にせまります。

ニオイを表現して人生を豊かに

2020年5月1日

ニオイの表現

突然ふと香ったニオイに「あれ?何のニオイかな?」「どこかで嗅いだことがあるような?」と感じることはありませんか?そのものズバリ言い当てられれば良いのですが、普段嗅ぎなれたニオイでさえも言い当てるのは難しいことです。

そこで、ニオイを言葉で表現するトレーニングをしてみませんか?ここであえてトレーニングとしたのは、実は、ニオイを表現することもまた、難しいことだから。しかし、ニオイに関心を持つこと、多くのニオイを嗅いでみること、ニオイを言葉で表現する習慣をつけることで、身につけることができます。それはきっとあなたの人生を豊かにするものでしょう。

ではニオイを言語で表現するためのヒントを一緒に学んでいきましょう。

ニオイを感じるのは感覚ですので、感覚的な言葉がたくさんあります。嗅覚的なニオイだけで表現しようとすると、臭いとか、生臭いとか、香ばしいなどあまりバリエーションがありません。そこで私たちの五感を駆使して表現することができます。ニオイ専用の言葉が少ないので、嗅覚だけでなく五感すべてを借りて表現しているともいえるでしょう。では順にみていきましょう。

視覚を使った表現

視覚とは例えば色を使った表現方法です。草のニオイを嗅いで、「青臭いニオイ」と表現する場合などです。色のほかにも、形や明るさなどで表現できます。
例えば、形状であれば「丸い」「四角い」「鋭い」など、色であれば「白い」「青い」「赤い」など、明るさであれば「明るい」「暗い」などがありますね。さらに、「鮮やかな」「濁った」「くすんだ」「淡い」などの表現が付くとさらに上級者ですね。

聴覚を使った表現

聴覚を使った表現はあまり多くはありませんが、例えば、「静かな」「騒々しい」「ざわざわした」「調和のとれた」などがあります。騒々しいニオイってどことなくイメージできませんか?

触覚を使った表現

触った感覚、重さや温度感など、多くの表現があります。例えば、触った感じでは「固い」「柔らかい」「ザラザラした」「湿った」など、重さであれば「重い」「軽い」「どっしりと」「華奢な」「沈んだ」など、温度感では温覚だけでも、「熱い」「暖かい」「暑苦しい」「ぽかぽか」などたくさん表現できます。冷覚では「寒い」「ヒヤッとした」「清涼感のある」「涼しい」「凍える」などです。他にも「鋭い」「シャープ」などがあります。

味覚を使った表現

甘いニオイや美味しそうなニオイなど、味覚を使った表現は多くの方が使われたことがあるのではないでしょうか。例えば「甘い」「酸っぱい」「渋い」「ビターな」「しょっぱい」「くどい」「あっさり」などがあります。

表現は人それぞれ

ニオイを表現する感覚や感性は人それぞれで正解はありません。皆さんそれぞれ個人の感覚で構わないのです。しかしそれでも、レモンのニオイなら多くの方が「黄色」を連想すると思います。是非、ニオイを感じたら、言葉で表現し自分なりの表現を探してみてください。感性の幅が広がり、豊かな人生が送れることと思います。

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