ニオイコラム

ニオイがわかるのは、なぜ? 今さら聞けない『嗅覚』の秘密にせまります。

コーヒーの2大品種とは?

2019年10月16日

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コーヒーのニオイの決定づけているのは、生豆の品質と焙煎の2つです。コーヒーの品種はアラビカ種とロブスタ種の2つに大きく分けられることはご存知でしょうか? そして、世界のコーヒー豆生産の6割弱がアラビカ種なのだそうです。

アラビカ種は病気や虫に弱く栽培が難しいそうですが、酸味が強く、香りは花のような甘い香りが特徴で、比較的人気のある味です。 「すべてのコーヒーの良さを持つ」と言われる、ジャマイカ産のブルーマウンテンもこの部類に含まれ、おだやかな香りで非常に好まれるコーヒーです。

二大品種のもうひとつの品種、ロブスタ種は成長が早く、病気などにも強いですが、品質は今一歩とされ、インスタントコーヒーやブレンドコーヒーの一部に使われています。苦味が強く渋みがありアラビカ種とは異なる特徴を持っています。

最近セブンイレブンで店頭販売されている100円コーヒーが話題ですが、こちらはアラビカ種を100%使用していることをうたい文句としていて、世間的な評価は上々のようですね。

ただし、同じ品種であっても生産地により風味が異なります。コーヒーの生産地は世界60数か国であるが、土地の気候、風土に合った栽培法が取られています。
いかに各豆の特徴や良さを把握し、飲む人の嗜好や状況に合わせて仕上げるかがメーカーの悩みどころであり、腕の見せ所と言えますね。

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