ニオイコラム
ニオイがわかるのは、なぜ? 今さら聞けない『嗅覚』の秘密にせまります。
8月7日は鼻の日
2019年8月7日
8月7日は「鼻の日」です。
「鼻の日」は昭和36年に日本耳鼻咽喉科学会によって制定されました。制定当時は副鼻腔炎(蓄膿症)の患者さんが多く、病気の早期発見・早期治療の啓発を目標に定められたようです。
現在、鼻の病気はどのように変化してきているでしょうか。副鼻腔炎は軽症化の傾向があるようですが、依然として多い疾患ですし、好酸球性副鼻腔炎という難治性の疾患も近年増えてきています。アレルギー性鼻炎はいまや国民病とも言われているほど、悩まされている方も多いですね。また、睡眠時無呼吸症候群と鼻の病気との関連が注目されるなど、鼻の病気は様々です。そして本サイトで取り扱う「嗅覚障害」についても様々な原因が考えられておりますが、その多くは鼻の病気でしょう。
ニオイの障害である嗅覚障害は「生活の質(QOL)」に関係する重要な問題ですが、まだまだ認知が充分でないように感じます。
8月7日は鼻の日。鼻について、はたまたニオイについて私たちと一緒に考えてみませんか。
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